2011/04/30

次世代型プレゼンテーション

一昨日は学科の新歓飲み会でした。実は、参加者としてこの飲み会に参加したのは初めてです。一度だけ参加した事があるのですが、それは企画側としてでした。



参加してみて思ったのは、やはり学科のつながりというものは強くあるものなんだなと。僕自身、学科の人とはそんなに話さなくなってしまいましたが、久しぶりに会うと何か話を聞いてみたくなるもの、そんなもんですね。


うちの学科の新歓には毎年研究室紹介というものがあります。正直、一昔前まではそれなりにちゃんとやっていたんだと思います。しかし、近年パソコンと呼ばれる便利なものができて以来、そのクオリティーはあらぬ所に向かっていったのでした。

第一世代は、一般的なPowerPointを用いたプレゼンです。内容によっては若干眠くなる時もあるのですが、要点がまとまっている点では一番聞きやすく、親近感が湧くと思います。

第二世代は、写真によるスライドショー。静止画であれば、普段の生活の中の一番いい所だけを切り取って見れる事ができるので、非常に使い勝手のいいツールだ思います。

第三世代は、動画、あるいは静止画を動画チックに利用したもの。これはかなり奥が深いです。単純に素材を並べるだけでもいいのですが、BGMをいじったり、アニメーションを加えたりと、手を加えようと思えばいろいろとできます。今年の研究室紹介はこのパターンが6研究室もありました。残りの2つは一般的なスライドでした。

今回は非常に手が凝った作品が多かったです。凝ってるという時点で研究室紹介の域を超えているのですが、まあそこは置いておいて。画像処理を行ったり、Keynoteのアニメーションを組み合わせたり、あるいはアフレコにして臨場感を出したり(これは事故だったのですがw)、コマ撮りにした写真をつなげて非現実的な映像を作り出したり。さらには、シュールなパフォーマンスとそれにピッタリ合うBGM。どれも技を盗みたくなるような、クオリティーの高い作品でした。

ですが、ここで新たな進化が見られました。第四世代の登場です。


第四世代、それは生身の身体。ここに尽きます。実は研究室紹介と思いきや、AKB48を踊り出した研究室が一つだけありました。だけ、というのはおかしいですが、異常な雰囲気を醸し出してきました。しかし、個人的にはどの研究室よりも伝わるものはあったように思います。

パソコンを使う事が逃げだと言ってしまえばそれまでなのですが、やはり現実に訴えかけるものに勝るものはないと思いました。デジタルな媒体が有効なときもあります。しかし、最終的に人のこころに訴えかけるのはリアルなものだと思います。

みなさん、どう思われますでしょうか?

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