2011/12/29

この世界が3次元である理由がわかったらしい

Gizmodoの記事によれば、この世が3次元である理由がわかったらしいです。 でも、詳しいことはよくわかりません笑




(Wikipediaより)


よくわからないんですが、関連動画として挙げられていた
下のニコ動を見て思ったこと、特に「科学とは?」について書こうと思います。




科学は絶対じゃない
とりあえず、研究者自身も何が正しいかわからないのです。その理由は大きく2つあると思います。

・一つの真実も見方によっては複数の事実になる
ひも理論で出てくる一般相対性理論や量子力学に限らず、すべての自然科学、社会科学においてもそうであるように、「真実は一つ。だけど、事実は必ずしも一つじゃない」のです。

日常生活の中でも、例えば裁判になると、証言が食い違うことがありますよね。研究の世界でも全く同じことが起こっていて、人によって見方が違うため、違うことが起こっているように見えるのです。

それは、場合によっては本人の都合のいい解釈でしかない場合もあります。しかし、たまたまたその視点で見るとつじつまが合うから、そういう見方をしているだけであって、間違っているわけではありません。
ある主張をしている人も、見方を変えれば違う主張ができるわけです。

研究者が5年、10年かけて頭を捻り、いろいろな考え方を試した結果、新しい考えに行き着いた場合など、これに当たると思います。

・技術の進歩によって、新しい事実が見えた
上とほとんど同じことですが、昨今の技術の進歩によって、新しい事実が見える場合に、「正しい」ことが変わります。最近だとフォッグス粒子の存在が確からしい、ということが話題になっています。

この機会に、日本のどこかに関連研究が可能な施設(観測設備)が整えられるという話を聞きました。整えられることによって、世界の研究レベルに追いつけるということは、新しいものの見方ができることによって、これまで出来なかった考え方に辿りつける、ということです。


科学にお金をかけるのは難しい
多分、このニコ動を見たほとんどの人が同じようなことを思うはずです。「この研究にお金を投じることができるのか?」正直、僕はこの動画だけではお金を投じる気にはなれません。

確かに超ひも理論は面白い話だし、宇宙の仕組みを解明することには非常にロマンを感じます。だがしかし、そのためにSPring-8のような数百億の施設を作るか?という話はまた別です。

事業仕分けで蓮舫さんが、科学技術関連の予算をずばずば削っていったのは記憶に新しいですが、うーん、確かに、このニコ動の内容だけだと、削ってしまうなあ。お金を出している立場からすると、個人の趣味にしか見えない。

では、なぜこのような研究に予算を当てることができるのでしょうか?僕にはまだわかりません。


でも科学って面白いよね
うん、おもしろい。とりあえず、ニュートン買いたいですね。新しい家にはニュートン用の棚を置いて、休みの日にパラパラめくりたい。ああ、憧れるなあ。

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